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異世界の冒険者≒アガシュラだと思ってて、嫌いなものは辻ヒールと辻ウィンドウォーク!! そんな気分で気まぐれに、徒然になるままに書くブログです。


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プロフィール

妖魔・木海月

Author:妖魔・木海月
えー、気まぐれにorzな気分で書いています。

好きな言葉は「疑心暗鬼」「性悪論」
嫌いな言葉は「性善論」……人間って汚ねぇもん。

嫌いなもの(ラテ内で)は辻ヒール(止まる。そして凹む)
辻WW(ラグってはしご登れなくてもう最悪)
他、別職からの範囲効果スキル。私にかけるくらいなら自分にかけましょうや。
つまり、人から施しを受けるのが嫌い。そんな捻くれ者。
他?長くなるので言わせないで(ぉいォイ


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ジャバワークのお手製、アガシュラのソテー毒蛇の血ソース添え……は、廃棄処分。本当はこっち→イリスに捧げた虹色七色イリスの色のアーチ型、斬っても斬れない絆キャンディ
 Jabberwockyとは元来、最も哀れな生き物やも知れぬ。なぜなら、Jabberwockyはアリスと直接出会うことなく、当の昔に、見知らぬ誰かにヴォーパルの剣で討たれて死んでいる。
 ごく僅か、アリスが鏡文字でJabberwockyを知り、ハンプティ・ダンプティに解釈を請うが、そこにもJabberwockyの名は現れない。
 まぁそれを言うならBandersnatchやジャブジャブ鳥や、トーヴにラースにボロゴーブ、スナークスナークブージャムも直接アリスと関わっては居ないが、まぁそこは靴箱かダンボール箱の底にでも置いといて、もしかしたらJabberwockyはアリスと出会わなくて良かったかもしれない。
 Jabberwockyは狂暴だ。きっとアリスと出会っていたら良かれと思って、何もかも破壊していたかもしれないから。
 そしてアリスと出会って、Jabberwockyの心にも何かが芽生えて、おそらくあれやそれらやこれらやはきっとJabberwockyに理解できない感情となって、愛を知って自らの体を蝕んで腐って骨になって、花にはならずに亡くなってしまうだろう。

 まぁそれらやこれらはこれから始まる話はラテールのイリスに関する話だから、全く関係ないわけで、続きは恐らく続きから。
「…………。」

 少女は呆けた表情で、周囲を見渡す。周囲には何もない。空も、星も、地面も、建物も、人の影さえも……誰も、何もない暗い空間に一人ぼっち。
 ただ、少女の身体から仄かに漏れる虹色の光が、少女の銀の髪と相まって幻想的な姿を醸し出していただけだった。少女は何もない空間を見渡すと、安堵のため息を吐いた。

「よかった……もう、何も傷つけなくて済むのね」

 少女は今までのことを思い出していた。ベロスからここまでの2年間を……そして、仲間たちに討たれた瞬間を思い出し、ハッとする。

「こんな事をしている場合じゃない……」

 少女は両手をかざすと、両手に淡い虹色の光を集めて何もない空間に注ぎ込む。次の瞬間、何もない空間に光が差し、少女の目の前に今まで見たこともない世界の風景が鮮明に移りだした。
 少女は再び安堵のため息を吐いた。これで、自分の役目を果たした。後は向こうの世界の人たちに自分の世界を救ってもらう……そうすれば、私の犯した罪も購える……そう思っていたときだった、どこからともなく甲高い高笑いが聞こえてきた。その声に……少女は戦慄と困惑を覚える。
 やがて、少女の目の前に蛇が1匹、2匹……それらは河の様に少女の目の前で不気味に蠢いていたかと思うと、やがて一人の女の姿を模った。少女はその女……敵の名を叫ぶ。

「コ……コア!」
「アッハハハハハ!! イリス、こんな所で無駄な足掻きをしているとは……くくっ、デル族とは実に醜くて愚かな下等生物だな」
「どうして……お前がここに……」

 少女……イリスの質問が実に不愉快だったのか、コアと呼ばれた女は少女の首を掴むとぐぐっと持ち上げた。

「くっ……あ……!!」
「どうしてだと?ハハッ、馬鹿は頭を使うことを知らないようだな! 私達はアガシュラ、選ばれた種族。不老と不死なる者、あの程度で私を殺したと思っていたのか?えぇ?」
「ぐっ……うぅっ……」
「…………フン!!」

 突如、コアはイリスを放り投げた。投げ飛ばされた先でゲホゲホと咳をしながら口を押さえていたイリスにコアは近づくと、イリスの前髪を掴んで無理やり顔を上げさせる。

「……ぁっ!」
「くくっ、無様だなぁイリス……まぁ小娘にしては良くやったほうだと思うよ。我が同胞を何人も殺してくれたねぇ……おまけに、異世界の人間に助けを求めるなんて……ハッ、とんだあばずれめ!!」

 コアはちらりと、イリスの広げた異世界の空間を見遣ると、にやりと哂いながらイリスに顔を向ける。

「でもあの異世界の扉はまだ不安定だな……それに小さい、ならば私が手を貸してやろう……!」
「!! やめっ……」
「アッハハハハ!!もう遅い!!」

 コアは右腕に蛇をまとわりつかせると、巨大なコブラに似た杖へと変え、その杖の先端から赤い光がイリスの開けた異世界の空間へ撃ち込まれた。
 途端に、異世界の姿が赤く、穢く彩られていく……コアは満足げにそれを見終わると、今度はイリスの顔を見た。イリスの瞳から大粒の涙を流しているのを確認すると、コアはこの上ない悦びに身を振るわせた。

「あっ……あぁ……な、何てことを……」
「ふっ……ふふふふふ。そうそう、その泣き顔がみたかったのよ。これで少しは私の気が晴れるといったものだ……でも、こんなものでは済まさないよ!! お前のだぁい好きなラテールワールド、その世界に住む人たちとよその奴等が一丸になって私達を倒させようなんて……そんな夢物語みたいな展開、虫唾が走るわ。愚かにも程があるわ、まさに神への冒涜よ。だから私達はすこぉし……細工をさせてもらったよ。お仕置きと言っても良いかもねぇ……」
「な、何を……何をしたって言うの!!」
「ちっ……まだ威勢を張るのかい。気に入らないねぇ……まぁ特別に教えてあげるわ。神様は惜しみなく情報を与えるものね。なぁに、簡単なことよ……よその奴等にはラテールワールドの住人を殺さないと成長できないように、少し細工しただけよ。どう、可愛いものでしょ?」
「っ!! この……悪魔!!」

 コアはイリスの放った悪魔という言葉に深い憤りを感じたのか、その場にイリスを叩きつけた。

「ぐあっ……!!」
「悪魔は貴様等だろ、デルの下等生物共!! 神を冒涜するなと何度も言ったはずだがなぁこの小娘が…………っ! はぁ、まぁいい。どうせお前は何も出来ないんだ、ここで大人しくラテールワールドの奴等とよその奴等が殺し合い、滅ぶ様をじっくりと見てるが良い!!」
「そ、そんな事……させないっ!!私が、私がそんな事させるものですかっ!!」
「……もう一つ良いことを教えてあげるわ。さっき細工したときにね、私のように破壊を好む奴等の世界につなぎ変えてあげたわ……これで異世界から召喚された奴等はもれなく皆世界を蝕む破壊者になれるわ。ふふ……良かったわねぇイリス、確かお友達から魔王と罵られていたけど、現実に世界を壊す魔王となれたんだもの……幸せでしょ?」
「…………っ!」

 イリスは只黙って、コアを睨みつけていた。コアは鼻で笑うと、右手に持った杖でイリスをわき腹から叩きつけた。イリスは無抵抗に吹き飛ばされた。

「……フン、つまらないねぇ……まぁいい、少しは気が晴れた。さてと、私の手ごまも増やしておかないとねぇ……お前は一生ここに居れば良い。ラテールワールドが滅んでも、ずっとずっと一人のまま、孤独にね……アッハハハハ!!」

 高笑いを終えると、コアは現れたときのように再び無数の蛇となり、何もない空間へとすべるように消えて行った…………
 コアが消えた後、イリスは起き上がった。その瞳からは、大粒の涙を幾つも流していた。

「また……また、私が傷つけてしまう…………皆……ごめんなっ……さ、い……!」
「おやおや、何を泣く必要があるのかね?」
「!!? 誰…?!」

 イリスは自分以外誰も居ないはずの空間で、後ろから突然聞こえてきた声に驚いて振り返った。そこに居たのは緑色の身体に黄色い斑点の付いたドラゴン、ジャバワークの姿があった。
確か、クトガ遺跡でちんぷんかんぷんな事を言いつつも、群れで案内をしてくれたちょっと変わったドラゴン……それが何故ここにいるのだろうとイリスは思った。

「ジャバ……ワーク……?」
「れこはれこは、アリスに近い虹のイリス。小生は君の笑い顔は好きだが、泣き顔は好きではないな……ほら、涙はハートのジャックで拭くと良い。帽子屋と3月ウサギはどこだろうな?お茶会をしているはずだが……」
「ど、どうしてここに……?」
「とんなまぁ……小生は遺跡で話したであろう?小生とピラニア堂のBandersnatch……おっと、向こうではベンダスナッチか。まぁ他にも細々大まかざっぱに居るが、とりあえず小生達は元々あの世界に住んでいない、たまたまやって来ただけだよ。まぁ……詰る所、小生たちは数多の次元に無数に、同時に、一見するとややこしいが実は単純な理論で存在する者なのだよ?遺跡の小生達は皆同じ小生さ」
「……言ってることがよく分からないわ」

 イリスがそう言うと、ジャバワークはとても嬉しそうに両手を上げると声高々と歓喜の声を漏らす。

「そうとも、それで十分。小生はJabberwockyだからな、ちんぷんかんぷんに思ってくれることが至福なのだよ。まぁ、それは靴箱かダンボール箱の下において……小生達はアリス、ないしアリスに近い者が居るならどこにでも来れるというわけだ。
そしてイリス、君はアリスに近い者だから小生は心配になって来てみたのだよ」
「…………言ってることは本当にわからないけど、来てくれて有難う」

 いつの間にか、イリスは涙が乾いていた。それを見たジャバワークは何もない空間からチョッキを取り出すと、いそいそと着込んで改まった。

「さて、本題に入ろうイリス。何やら君の力をあの忌々しい蛇めが悪用し、異世界のものを歪ませてしまったようだな」
「……ええ。でも、私何とかして止めないといけないの……」
「それなら単純。目には目を、歯には歯を。異世界の者とあの蛇共を尾から食い合わせれば良いのだよ。互いの尾を喰らい、最後には消える。実に無様で明快だ、そして滑稽。愉快愉快……」
「そんな事……っ!! どうしてそんな酷い事言えるの? 遺跡で出会ったあなたは親切で……」
「それは君がアリスに近いからだよ。小生に限らず、アリスに属するものは皆アリスが大好きだ。だが、アリス以外のものは死のうが滅ぼうが殺しあおうが、朽ちて死んで花になって腐って根絶やしになろうがそんな事はどうでも良い。
いっその事小生があの忌々しい蛇のアガシュラ共々、ラテールワールドとあの世界……総てを壊してあげようか?
小生はこう見えても短気でね……アリスの為ならハートの女王だろうがハンプティ・ダンプティだろうが、チェシャ猫やブージャムであろうとも壊せる。君が望むなら総てを壊そう!総てを屠ろう!そして総て捧げてあげよう!フハハハハハ……!!!」

 ジャバワークは牙を立てて笑い声を上げる。その姿にイリスが恐怖しているとはつゆ知らず、その恐ろしい表情のまま、イリスに声をかける。

「さぁアリス、答えを……」
「私はアリスじゃないっ!!」 
「!?」

 イリスは体の底から声を張り上げ、思いっきり叫んだ。その張り裂けそうな声を聞いて、ジャバワークは我に返ったかのようにビクンと身体を振るわせた。そして、正気に戻ったジャバワークはイリスを見て、慌てふためいた。なぜなら、自分の言葉でイリスを傷つけてしまったからだった。
 ジャバワークはイリスの涙を拭こうとハンケチを取り出すが、そこで彼は動きが止まった。その理由は……

「私は……私はただのイリスよ。デル族の最後の一人でも、皆と仲良くするためにプログラムで演じていたイリスでも、アガシュラを滅ぼすために戦っていたイリスでも、あなたの言うアリスでもない……今、あなたの目の前に居るのはちっぽけな、何の力も無いただのイリス。
でも、私は…私は……私は、皆を助けたい。これはプログラムでも何でもない……私の中から湧き出る願いよ……皆と一緒に、笑顔で、平和で穏やかな時を、本当の私で過したい……そのためにも、私は皆を助けたい」

 イリスの虹の様に美しいその願いに、ジャバワーク自身魅了されていたに他ならなかった。そして、彼女の瞳の奥に眠る強い意志と、儚くも美しいその表情を見て、ジャバワークはハンケチをしまうと彼女の頭に軽くてを乗せ、頭を撫でる。

「やいやは……イリス、君は強いな。小生は君の事を過小評価していたようだ……そうか、君の望みは一度は誰もが夢見て……そして夢の奥底の汚泥に沈めてしまう、哀れで、繊細で、けれども最も美しい望みだ。それを君はこらからずっと願い続けるのかい?」
「……ええ。これが私の最初で最後の、小さなわがまま」
「わがままで結構、とても素晴らしい。てさてさ、それを叶えるためにはまずは扉を開けなければな……」
「扉?でも、ここには何もないわ……」
「あるとも。ほら、君の後ろに…………」

 ジャバワークがイリスの後ろを指差し、イリスは振り返った。そこには、虹の縁で作られた空と雲で出来た大きな扉が1枚有った。イリスはジャバワークと一緒にくぐろうと振り返るが、そこにはもうジャバワークの姿は無かった。けれど、どこからかジャバワークの声がイリスの脳に直接響いてくる。

『さぁ、その扉をくぐるのだ。そして君は変わるのだ、純粋な願いを叶える為に生きる君はきっと、ラテールワールドを救うための力となるだろう……』
「でも、でも……ジャバワーク、そこにあなたは居るの?」
『れこはれこは……言ったはずだろ?小生たちアリスに属する者はアリス、ないしアリスに近い者の傍にいつでもいると……願いをかなえたらクトガにおいで。お茶会を開いて待っているとも……』
「…………! うん。きっと、必ず……!」

 イリスは虹で縁取られた、空と雲の扉の前になった。改めて見れば、扉は1枚に繋がっており、ドアノブも無ければ、切れ目も無い。どうしようかと悩んで扉に手を当てたその時、イリスの脳内に聞き覚えのある者たちの声が聞こえる。

(イリス……イリス……)
「ムーウェン……!?」
(イリスー!なにやってんのよ、早くこっちに来なさいよ!)
「ジョエ!?」
(フッ……イリス、早く戻って俺にその笑顔を……イデデデデ!!)
(何を言っているのです。貴方と言う方はまったく……ゴホン! イリス、私達は待っていますよ……)
「カズノ……シャオ……」
(イリス……早く、お戻りください)
「レビ卿……」
(イリスー!)(イリスお姉ちゃーーん!!)
「セルキー……チョーキー……」
(イーリス~!! ほら、姫さん。にゃにやってるでござ……ぶっ!!)
(う、うるさい猫!!言われなくても分かっておるわ! ……イリス、早く戻ってこい!貴様を一回殴らないとわたくしの気が治まらない無いわ!!)
(フッ、にゃーに言ってるでござるか。本当はイリスに謝りたくて……)
(喧しい!!)
(にゃぶっ!!)
「影忍者王に……黒月……」

 それだけではない、その声はどんどん溢れてきて、いつしかジエンディアで出会った総ての人たちの声が、イリスの中に響いてくる。そしてその声は、戻っておいでと、待っているよとイリスに語りかける。
イリスは再び涙を流していた。しかし、その涙は今までに流していた悲しみの涙ではなく……喜びから溢れる涙であった。
 いつの間にか、イリスの身体は扉をくぐりぬけ、空に浮かんでいた。イリスは体の中から溢れる喜びに身を振るわせ、再びこの世界へ舞い戻ってきた。それを祝福するように、その日、ジエンディアにはとても大きな虹が空に大きな橋
を作っていた。

 その虹は……イリスから皆に、皆からイリスに贈られた……絆という名の大切な宝物。イリスにとって、とてもとても大切な宝物。

ジャバワークのお手製、アガシュラのソテー毒蛇の血ソース添え……は、廃棄処分。本当はこっち→イリスに捧げた虹色七色イリスの色のアーチ型、斬っても斬れない絆キャンディ
……お味はいかが?


ァ、ト書き

皆様今日は、読んでいただけて光栄です。妖魔・木海月です。
というわけで、(どういうわけで?)ジャバワークです。私はアリス系の作品が好きなので、ジャバワークを絡ませてみました。まぁそれは別として、やっぱりラテール小説と変えたほうが良いのかもしれない……

これ以上は特に無いです(ぉ
それでは。
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