FC2ブログ
異世界の冒険者≒アガシュラだと思ってて、嫌いなものは辻ヒールと辻ウィンドウォーク!! そんな気分で気まぐれに、徒然になるままに書くブログです。


08<<  2018.09 >>10
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 

プロフィール

妖魔・木海月

Author:妖魔・木海月
えー、気まぐれにorzな気分で書いています。

好きな言葉は「疑心暗鬼」「性悪論」
嫌いな言葉は「性善論」……人間って汚ねぇもん。

嫌いなもの(ラテ内で)は辻ヒール(止まる。そして凹む)
辻WW(ラグってはしご登れなくてもう最悪)
他、別職からの範囲効果スキル。私にかけるくらいなら自分にかけましょうや。
つまり、人から施しを受けるのが嫌い。そんな捻くれ者。
他?長くなるので言わせないで(ぉいォイ


最近の記事


最近のコメント


最近のトラックバック


月別アーカイブ


カテゴリー


ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる


ブログ内検索


RSSフィード


リンク

このブログをリンクに追加する


スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


snow white teardrop
―…… イリス、アタシの……ううん、アタシ達の大切な親友イリス。今、どこで何してるの?ちゃんとしたもの食べてんのかな?アタシのアイスエッジは……まだ、使ってくれてるのかな? ……―

「はぁ…柄じゃねぇなアタシ……」

 真っ白で綺麗な銀世界。今にも雪が降りそうな低い雲を見ながらアタシはイリスのことを気にしている。
 イリス、アタシ達のイリス。神の一族デル一族の末裔のかわいい娘、そしてとってもいい娘。あんないい娘滅多に居ない、女のアタシだって思わずぎゅ~っと抱きしめてやりたくなるほどだ。まぁアタシ等氷雪の民だけじゃなくて、自称ワルの中のワルと抜かしてやがるゴブリン族や、いけすかねぇエロテロリスト率いるビーノ族。兎に角、イリスは皆に好かれる。まぁ、アガシュラなんてクソ野郎共は別だけど……
 このジエンディアに住んでる奴皆の心にいつの間にか入ってきて、助けてあげたくなる不思議な娘……それが多分、神の一族って言われてる由縁かもなぁ……これ、アタシ論。

「まっ、イリスの事だ。今日もどこかでアガシュラ共を成敗してるだろ! さぁて野郎共帰るぞ!遅れた奴は今日の晩飯だ!!」
「ピッ……ピキュキュ~~!!」

 アタシの脅しにびびって、家畜のケモノプリリン達が一斉に村に向かって逃げていく。ま、今日は食べる気分じゃないけど……そういえば、イリスもケモノプリリンのシチュー好きだったな…チョーキーと一緒になって、テーブルを叩いていたあの時が本当に懐かしい…早くイリスが帰ってくれば良いのになぁ……また、雪合戦とかそりで滑ったりまたシチュー作って一緒に食べて……あ、でもマッスルリング並にでっかいケモノプリリン食わせてやるってアタシ約束したし……やべぇ、つーかこいつらそこまで育つのかどうかさえ怪しいぞ。
 そんな事を考えながら、アタシ達は氷雪の民の村へと帰ってきた。だが、なんだか様子が変だ。先頭を走ってたケモノプリリン達が、門の前でキュ~キュ~怯えている様に泣いている。
 それに違和感を感じたアタシは……思わず駆け足になってた。そして村に入る。そこでアタシが見た光景に、絶句する。

「……なっ!!?何だよこれ……」

 アタシ達氷雪の民の村……その村が一面中氷に覆われていた。何で?何でこんな事に……? けど、そんな事考えてる暇は無い。アタシは誰か居ないか叫び始める。

「おじさーん!おばさーん!…………チョーキー!!…………おーい誰かぁ!!居たら返事しろー!!……」

 ……返事は、無い。皆氷漬けになったみたいだ……くそっ、何てこった。でも何でだ?何で氷漬けになったんだ?年中氷の中で暮らしてるアタシ等を凍らせたんだ……ただ事ではない。

「一体……何があったんだよ……」
『……オ、オオオオ教エテ……ヤッ、ヤロウカ?』
「!!?」

 突如背後から聞こえた声。アタシは石弓に弾かれた矢みたいにすばやく跳んで距離をとり、振り返りつつ槍を構えた。けど、そこに居た奴の姿を見てアタシは驚いた。
 なぜなら、そいつはアタシとイリスが倒したはずの……全身を氷で覆ったアガシュラの一匹だったからだ。

「……ビントー……手前ぇ……手前の仕業かっ!よくも皆を!!」
『…オオ!セ、セセセセルキー……イリスト一緒ニ俺ヲ殺シタ奴カ……ソウダゾ、俺ガコノ村ヲ凍ラセタ。』
「……何で、手前が生きてやがる!!」
『……グッ、グエッグククキキクキハハァッ!ギャアハハハハハッ!!!』

 何故生きている?という質問が出たとたん、ビントーはアタシを馬鹿にするかのように大笑いをし始めた。そして一しきり笑い終わると、アタシを哀れむように嘲笑い、アタシの想像もしなかった言葉を放った。

『……ナンデッテソリャア、コアガ生キ返ラセテクレタカラダヨ……俺ダケジャア無イゾ。インヴォークモダ、ア、後ハ……竜京?ソコノ聖獣ノォ……ゲ、ゲゲゲ玄武?ソウ玄武!他ニニ、憎キアトランティスノ海龍王……全部、ゼェンブ!アガシュラニナッタ!
ソ、ソソソソレハツマリ……イリスガ……シ、死ンダッテ事サァ!! 死、シシシシ……死ンダ、死ンダ!死、屍、死、屍、死ィッ!!!』

「う……嘘だ……そんなはずっ、な、無いだろ!!イリスが死ぬもんか!イ……イリスが死ぬなんて事……」
『シ、死屍死屍信ジラレナイカ? ジャア……ド、ドドドドドウシテ俺ガココニ居ル?ナンデ、ヒョ、ヒョヒョヒョ氷雪ノ民ガ氷漬ケナンダ?』
「そんなの……まやかしだっ!アンタをまた倒せば、この氷も解けるさっ!!イリスが居なくてもナ……手前なんざ、アタシがこの場でカキ氷にしてやんよっ!!」

 アタシは両手に魔力を集中する……氷雪の民の中でもアタシにだけできる必殺技……周囲の冷気をぶつけて、絶対零度まで凍らせる。いくらビントーが氷のアガシュラだとしても、絶対零度の冷気をぶつければ簡単に砕ける。実際、前に奴を倒したときも、そうだった。だから今度も……

「食らえっ!!」
『オッ!?? オオオオオオオォォ……!!コ、コノ技ハ……』
「ああそうさっ!イリスと一緒に手前を葬ったアタシの必殺技だっ!!前みたいに絶対零度まで凍らせて……砕くっ!!」

 アタシは渾身の力を込めて、ビントーの中心の核目掛けて槍を投げる。たちまち、ビントーはコッパ微塵に砕けた。
 アタシは肩で息をしながら、勝利の笑みを浮かべた……なんだ、アガシュラなんてたいしたこと無いじゃないか……ふざけやがって。

「へっ、氷雪の民を舐めんなよ!!アタシにだって倒せたじゃないか!!」
『……ソッ、ソオォウカナァアアアァッ?』
「!!? なっ……!?」
『……フッ、グックックックック……ドウシタ?サッキヨリ随分小サイナァ…』

 ありえないことが起こった。アタシの槍で砕いたはずのビントーが、アタシの放った冷気も、周りの冷気も集めて……まるで巨大な氷山のように、馬鹿でかくなった。
 ……怖い、震えが止まらない。奴の冷気と……そして、アガシュラと言う化け物の異常性に。こんなのと、イリスはずっと……ずっと戦ってたのか!?

『……アア、良イ。実ニ機嫌ガイイ。コレモオ前ノ絶対零度ノオカゲダァ……サァテ、オ前ニハ散々世話ニナッタナ……特別ニ凍ラセテ俺ノコレクションニシテヤロウ……』
「…………ぁ……っ」
『…オヤ?ドウシタ?震エテルノカ?怖イカ?寒イカ?大丈夫ダ……絶望ヲ抱イタ表情ノ氷像ナンテ、素敵ダゾォ……』

 ビントーの馬鹿でかい氷の剣が振り上げられる。アタシは……震えて何もできない。怖い、怖くてたまらない……イリス……ごめん、アタシ約束……護れなかった……よ。




『!!?』
 ビントーはその光景に驚きを見せた。セルキーとその周辺にいるケモノプリリン達がまばゆい光に包まれていく。その眩きにビントーは目をそむけ、叫ぶ。
『グァーッ!!マ、眩シイーー!! コ、コレハァ……虹?』
 その虹の光に護られたセルキー達は宙に浮いたかと思えば、そのまま光につれられ、ビントーの目の前から消え去っていった……セルキー達が消え去った事に、ビントーは怒り狂い、滅茶苦茶に剣を振り回した。
『クソッ、クソッ!! オノレェ……イリスメ、イリスメェエエエエッ!! マタ、マタ邪魔ヲシヤガッテェ……ッ!!』
 散々暴れ周り、ある程度落ち着きを取り戻したビントーはそう叫び終えると、クククと不気味に笑い始めた。
『……グッ、グクククキキクグッ……ダァガァ、所詮ハタダノ小娘ノ悪アガキ……
アガジュラノ天下ニ変ワリハ無イ!!アガシュラハ不滅!アガシュラコソ神!ソウ、神!!!
我等コソガ神イイイィーーィイッ!!
ハァァ……ソウト決マレバ、マズハ宮殿ダ。俺ガ住ムニ相応シイ宮殿ヲ作ロウ……』





「……ん……んん……あれ……?ここ、は…?」
「あ、お姉ちゃん気がついた!」
「…………チョーキー……?なんでここに?」

 アタシが目を覚ますと、そこはさっきまでケモノプリリン達を放牧していたレプリゼ雪原だった。そしてそこに妹のチョーキーが居て、さっきまでアタシを起こそうとしていたみたいだ。でも何故、ここに居るのだろうか?確かビントーに止めを刺されそうになって……それから……ダメだ、思い出せない。
 そんなことは露知らず、ケモノプリリン達は呑気に遊んでる……さっきまでの事など忘れているみたいだ。チョーキーは何も知らないのか、アタシに抱きついてにっこりと微笑んでいる。

「痛ぅ……痛い……くそっ……皆ぁ…………」
「お姉ちゃん、皆がどうしたの?喧嘩でもしたの?」
「…………ん?ああ……アタシが悪さしたから暫く外で頭冷やして来いってさ……」
「ふぅーん、そうだったんだ……でもあたしが居るから寂しくないよね、お姉ちゃん」

 そう言って、チョーキーはぎゅっと抱きついてくる。不意に、つぅーっと涙が出た。涙は雪にまぎれて消えてしまう……悔しい、悔しい。アタシは何て無力なんだ……チョーキーにまで嘘をついて……何て……悔しい、悔しいよ……イリス。

「イリス……イリスぅ……」
「お姉ちゃん、イリスお姉ちゃんなら帰ってきたんだよ。さっきぴかーんって光って!」
「……え?」
― 泣かないで、セルキー ―
「!? あ……い、イリス!!」

 懐かしい声にアタシ達は振り返る。イリスの声だ。イリスが戻ってきてくれた、やっぱり奴の言うことは嘘だったんだ……良かった。イリスが無事で……

「イリス、良かっ……た…………」
― セルキー……チョーキー…… ―
「な、何だよ……イリス、どうなって……んの……?」

 イリスは確かに、アタシの目の前に居た。でもイリスは半透明で……後ろに変な石塔がいつの間にか建っていた。その石塔から、半透明のイリスが出てきて……

「イリ……ス……?」

 イリスは哀しそうにアタシを見て、首を横に振る。その眼に、涙があふれてる……そして、イリスはアタシがあげたアイスエッジの欠片を手の上に広げ、涙を流していた。

― ごめんなさい、セルキー……私、私……あなたのくれたアイスエッジ、壊しちゃった……あなたの魂を壊してしまった…負けちゃった……ごめんなさい、セルキー。悲しい眼にあわせて……ごめんなさい。 ―
「い、良いんだよそんなの!!またアタシが作ってやるよ!イリスが生きててくれて嬉しいんだから……」
「そうだよイリスお姉ちゃん。またいっしょに遊ぼうよ!」
― 違うの……これは私の幻影……本物の私じゃないの…… ―
「……ふぇ?」
「!? イリス……幽霊、じゃ無いよな……」

 イリスはこくりと頷く。アタシはまた涙を流す。分かんない、分かんないよ……あんたの言ってることが分からない。
 そして、イリスに抱きつこうと駆けつける……そんなの嘘だって信じたかった。きっと抱きつける、目の前に居る……そうすがるような願いを込めて。だけど、アタシはアタシの眼の前に居るイリスをすり抜けて、石塔に抱きついてしまった。
 アタシは石塔に抱きついたまま、何だを流す。チョーキーは目の前で起こったことを理解できてなかったみたいだけど、アタシにつられて泣き始めた。

― 二人とも……ごめんなさい、ごめんなさい……っ! ―
「謝るなよ!謝るなら……アタシの目の前で謝れよっ!抱きつかせて…温もりを感じさせてくれよ……っ」
「お姉ちゃん……ひっく……イリスお姉ちゃん…………」
― ごめんなさい……ごめんなさい…… ―
「……うっ…ひっく……うわぁあああん!!イリスっ、イリスーーーッ!!!」
「うわぁーん! イリスお姉ちゃーん!!」

 アタシもイリスも、子供のように泣き続けた。チョーキーも泣き続けた。涙は雪の中にしみこんで……紛れて消えていく。叫び声も……吹雪でかき消されていった。
 泣き続ける、泣き続ける……涙も声も枯れて……それでも泣き続けた。涙は白く、雪のように白く……白く……雪原に染み込んで紛れていく。
 アタシの涙とチョーキーのナミダ。そして、イリスが流した心の涙……3つのなみだが染み込んだこの雪原で……イリス、今日もイリスの事を考えながら……待ち続けるよ。


snow white teardrop…お味はいかが?


@書き
やぁ皆さん、良く読んでくれましたね。妖魔・木海月です。
今回からまぁ適当にリヴァンティアにはシリーズとかじゃないので置かない小説とか、歌詞なのか分からない単語の羅列とか適当に載せていこうかと思います(適当かい
今回は今プレイ中のオンラインゲーム「ラテール」の地方ボス、セルキーの自己設定込みの小説を作ってみました。
セルキーに限らず、アガジュラ側じゃないモンスター達はみんな、イリスの味方。イリス崇拝、イリスに総て捧げてるのです!!
私達アガジュラ冒険者なんてイリスに比べたら蚤と女神くらい差が有る!!それが我が設定。
え?それじゃあお前もだろですって?当然ですが何か?(
まぁ、こんな設定作ってますからね。私はセルキー狩りませんよ、大体アイスエッジに興味無いので(へぇ
さぁて……次にここで何を書くのでしょうかねぇ……まぁそれは気分とノリとテンションにまかせませうか(朝来
ではでは。

※この小説は1月22日に行われたラテールのアップデートによる仕様の変更により、一部変更、加筆されたものです。
スポンサーサイト


コメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[2008/01/16 23:42] | # [ 編集 ]


コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する



Design&Material By MOMO'S FACTORY


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。